開発マーケティング本部
商品開発部第二チーム 主任
T.S
- 2019年
- 入社 / 本庄工場製造部 原料課実習
- 2019年
- 一般職 / 商品開発部 第二チーム
- 2023年
- 副主任 / 商品開発部 第一チーム
- 2025年
- 主任 / 商品開発部 第二チーム
※本記事は、取材当時（2025年）のものになります。
自分自身が成長したと感じた時期はいつですか？
コンビニエンスのオリジナル商品で、アイスクリームショップとのコラボ商品を作った時です。サンフランシスコにあるアイスクリームショップで一番人気のフレーバー「バニラアイス×パッションフルーツ」を具現化することになりました。アイスを空輸できないので実物を食べることもできず、ネットの数少ない口コミをもとに自分なりに味のイメージを考えて作ったところ、一回目の提案品で商品が決まったんですよ。商品はあまり売れませんでしたが（笑）、現地のオーナーさんからアイスを大絶賛されたと聞いて本当にうれしかったです。自分の商品に対するこだわりが認められたと感じる瞬間でした。
失敗した経験はありますか？
もちろんあります（笑）。コンビニエンスオリジナル商品で濃厚なチョコアイスバーを担当したのですが、本生産時にチョコアイスの粘度が高すぎてアイスの型に充填できず、一日生産ができなくなってしまいました。ラボテストでは問題なかったのですが、原因がわからない・生産ができない・発売が2週間後に迫っている状況に切羽詰まっていました。たくさんの方から助言をいただき何とか生産できたのですが、このトラブルの原因は必ず究明しなければと思い、半年かけて十パターン以上検証を行いました。トラブルを起こしたことは間違いないですが、「最後までやりきった」といえる商品です。
自分の強みは何だと思いますか？
できるだけ経験したことのない商品の担当に立候補するチャレンジ精神だと思っています。そして「この商品作って」と言われたら一通り作れるようになってきたことも強みだと思います。全カテゴリーの商品を担当して、グランドスラムを達成したいです！
後輩と仕事する上で、大事にしていることは何ですか？
後輩に仕事を依頼するときは、なぜそれをやってほしいのか、理由をちゃんと説明することを意識しています。例えば、かき氷を作ってほしいときに充填温度の目安を伝えるなど。自分にとっては当たり前のことも、相手は知らない可能性もあります。充填温度の違いによっても、サンプルの食感に差が出るので、一定の品質が保てるよう、相手が必要な情報は何なのか考え、話すように心がけています。
人との関わり方で意識しているポイントは？
第一チームのメンバーがみんなポジティブで、商品作りがうまくいかないときも前向きな言葉をかけてくれて、ワンチーム感がすごいんですよ。この声かけがあるだけで、なんだかうまくいくような気がしてきます。なので、できるだけ私もネガティブなことを言わないようにして、いい方向に転換しようとしています。
今後のキャリアについてどのように考えていますか？
まずは、商品担当の全カテゴリー制覇を目指して、担当したことない商品担当への立候補を恐れずにするつもりです。そのあとは、他部署の方とも対等に自分の考えが話せるよう、自分の知識・経験値を上げていくことを積極的に努めていきます。