SCM推進本部
購買部 部長
S.H
- 2006年
- 入社 / 深谷工場製造部製造二課配属
- 2007年
- 一般職 / 生産企画室
- 2011年
- 主任 / 物流システム部
- 2013年
- 係長 / 本庄工場QC室
- 2015年
- 係長 / 物流システム部
- 2020年
- 課長 / SCM推進部
- 2023年
- 課長 / 購買部 調達チーム
- 2024年
- 部長 / 購買部
※本記事は、取材当時（2025年）のものになります。
自分自身が成長したと感じた時期はいつですか？
入社2年目に、深谷工場製造二課から生産企画室（現：総務部深谷工場）に異動した時ですね。それまではオペレーターとして急凍1台を操作・管理していましたが、生産企画室では生産計画を立てるために工場全体を見る視点が必要となり、見方が大きく変わりました。急凍だけでなく、バイター・原料の在庫状況や仕込量・設備の数・パートナーさんの勤務時間など、知らなければいけない幅が広がりました。この時が転換期だと思います。
生産企画室での業務内容を
教えてください。
主に生販会議（現：需給会議）での需要予測結果と各部署の要望を踏まえ、最適と感じる短期・中期の生産計画を立案していました。今、SCM推進本部が行っている業務に近いので、若手のうちから工場全体を見る視点を養えたことはよかったと思います。
QC室にも2年間在籍していましたよね？
品質検査業務を担うQC室への異動は意外でしたが、検査の頻度やタイミング・いつになったら製品が出荷できるか学ぶことができたので、今となってはQC室での経験も役に立っていると感じます。
いろいろな部署に異動した経験を
どう感じていますか？
そもそも、大学生の頃は開発職志望だったんですよ。ただ、選考を進めるうちに生産職のほうが向いてるんじゃないかって言われて、気づいたら生産職志望になっていました（笑）。入社して半年くらいは、商品開発部の同期が専門用語を話しているのがキラキラして見えて正直うらやましく思っていました。ただ、仕事も慣れてきて夜勤も始まると、「生産職って稼げるじゃん！」って実感して、生産職が楽しくなってきました。
自分の強みは何だと思いますか？
生産企画室のときに得た「全体最適を見て判断するために一歩引いてみる」ことができるところかな。そこは、どの業務でも役立っています。あとは、コミュニケーションをとることを怠らないことかな。電話で聞くほうが楽でも、当時は教えてもらう立場だったから、工場に足を運んで直接話すことを心がけていました。
社会人として、意識していることはありますか？
私、意外と勉強家なんです（笑）。もともとパソコンが得意だったので、チームの業務がもっと効率よくなるためのシステムを使って数字の見える化をしています。一昨年購買部に異動したときは原料の知識がほとんどなかったので、原料や為替・財務などの勉強をしました。購買部では200億円規模の原材料の取引があり、より大きな責任を感じるので、その分知識を吸収できるようにアンテナを張っています。
今後のキャリアについてどのように考えていますか？
人のために何かをすることが好きなので他本部にも興味はありますが、今までの経歴を活かせる今の本部でもっと活躍できたらなと考えています。会社が大きくなるにつれ、経営戦略室が必要だと思うことが増えました。法務部門も必要だなと。その一翼を担うことができればなと考えています。